九州国際大付vs広陵は「四天王対決」 センバツ、24日から2回戦
第94回選抜高校野球大会は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で紫紺の優勝旗をかけた熱戦が繰り広げられている。第6日の24日は、第2試合から2回戦に突入。ベスト8をかけた試合の見どころを紹介する。(時間は試合開始予定) 【過去には小芝風花さんも】歴代センバツ応援イメージキャラ ◇浦和学院(埼玉)vs和歌山東=11時半 投打に地力のある浦和学院に、接戦を勝ち上がった和歌山東が挑む。 浦和学院は1回戦で高山が大会第1号となる中越え2ランを放つなど計10安打で4得点を挙げた。エース左腕の宮城は直球にキレがあり、テンポ良く投げ込む。開幕戦の重圧にも負けず、13奪三振で2安打完封と安定感は十分だ。 和歌山東は、延長十一回ともつれた初戦を延べ5投手の継投で制した。打者の手元で動く直球を武器とするエース右腕・麻田を中心に、相手の目先を変えながらしのぎたい。打線では延長十一回に勝ち越し打を放った森岡をはじめ、山田や此上ら上位陣の奮起が欠かせない。 ◇九州国際大付(福岡)vs広陵(広島)=14時 広陵の好調な打線に九州国際大の左腕・香西が立ち向かう。 広陵は1回戦で17安打を放ち快勝。一回から内海の適時二塁打で先制するなど攻撃力を見せつけた。適時三塁打を放った田上、2年生「四天王」の一角を占める真鍋らの長打力も際立つ。八回途中まで被安打2、無失点に抑えた右腕・森山は直球に力がある。 1回戦を延長十回サヨナラで制した九州国際大付は堅守で接戦に持ち込みたい。エースの香西は初戦で緩い球を有効に使い、10回を被安打4、2失点で完投。打線は計7安打12三振と相手好投手に苦しんだが、「四天王」の一人、4番・佐倉らの援護に期待したい。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。