日産「ゼロ・エミッションフォーラム2024」を開催。小泉進次郎 EV普及の秘策は「まず配って使ってもらうこと」と大胆提案
小泉進次郎流の大胆なEV普及策を語る
ステージに登壇した衆議院議員の小泉進次郎氏は、EVの普及に関して「ライドシェアを例とすると分かりやすいのですが、導入に前向きな人は、海外旅行なのでライドシェアを体験して、その良さに共感した人だと思います。EVの良さを理解するにはEVに乗って体験することが必要です。まずEVを普及させて触れることが大切です。 そして日本の自動車メーカーのEVが売れることが大切。個人の購入も大切ですが、車両の保有台数の多い企業が動けば何千台規模のEVシフトのドミノが起こり、大きな流れになる。それを後押しするために、EVのリースに対する補助金の仕組みも進めているところです。 長いトレンドでみたら、EVやFCVなどの電動車の流れは間違いないと思うので、国会でのEV普及も含め、日本のEV普及に協力していきたい」 「そして、日産さんにひとつ考えていただきたいことがあります。少々ハードルの高いボールを投げるかたちになりますが、誰も体験したことを売るにはどうしたらいいか? その答えは、その商品を配って使ってもらうことです。使ってもらって商品の良さを知ってもらう。全国の約1700ある自治体に軽EVのサクラを1台ずつ配るのはどうだろうか? 日本のEVの普及のカギは軽自動車にある。日本の道路や生活にフィットし便利な軽EVを普及させることが、EVの普及や充電インフラの充実にもつながると考えています」とEV普及の意気込みと小泉流の大胆な秘策を語った。
MotorFan編集部