日産「ゼロ・エミッションフォーラム2024」を開催。小泉進次郎 EV普及の秘策は「まず配って使ってもらうこと」と大胆提案
美しい美瑛の未来と持続可能な地域共創に向けた100年のプロジェクト
北海道・美瑛の豊かな自然を守り、更なる美しい美瑛の未来に向けて電気自動車(EV)を活用していく、「電気自動車を活用した美しい美瑛の未来と持続可能な地域共創に向けた包括連携協定」を締結、“100年後の美しい美瑛の未来”を描きながら、様々なアクションを創出する「BIEI×NISSAN ブルー・プロジェクト」を実施する、美瑛町町長の角和浩幸氏がプレゼンテーションを行い、日産EVオーナーと共に森をつくる、森のオーナプロジェクト「豊かな森プロジェクト」や、道の駅びえい白金ビルケを入口とする白金エリア全域をEV推進エリアとする「美しい道プロジェクト」など実施予定の施策を説明した。
広島大学の2030年カーボンニュートラル実現に向けた取り組み
日産とEVのバッテリーを蓄電池として充放電制御を行う「ニッサンエナジーシェア」を活用した大規模なエネルギーマネジメントを3月より実施予定の広島大学は「2030年カーボンニュートラル×スマートキャンパス5.0宣言」を掲げている。 登壇した同学学長の越智光夫氏は、2030年までに、通勤・通学を含めたキャンパスで使うエネルギーのカーボンニュートラルの実現を目指しているとして、国内の他大学に先駆け、カーボンニュートラルの実現に向けEVを軸に日産と強力なタッグを組み、キャンパス車両の100%EV化、再生可能エネルギー100%のエネルギーマネジメントによる地産地消を視野に、モビリティ×エネルギーによるカーボンニュートラル実現、および広島大学モデルの確立を目指すという。 これは再生可能エネルギー、エネルギーマネジメント、さらにモビリティ、学生、デジタル化によるデータ活用などを加えたユニークな取り組みだ。キャンパス内の約70棟のおよび7箇所の駐車場などに太陽光発電装置を設置し、合計で約6.5MWもの電力を発電する。これは東広島キャンパスの約20%の消費電力に相当する電力量だ。その他にも、EVカーシェア車両を導入し放充電ネットワークの検証などを進めていくという。