序盤苦戦もオジェ アリアシム8強「いつも美しいテニスとは限らない」次戦はベレッティーニ<男子テニス>
EFG スイス・ オープン・グシュタード
男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は18日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク81位のY・ハンフマン(ドイツ)を7-6 (8-6), 6-2のストレートで破り、ツアー大会では今季3度目のベスト8進出を果たした。 【ナダルらノルデアOP組合せ】 23歳で世界ランク18位のオジェ アリアシムは先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で16強入り。しかし、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を含む芝2大会では初戦敗退となっていた。 2018年以来6年ぶり2度目の出場となったオジェ アリアシムはシード勢が1回戦免除のため2回戦が初戦となった。 この日の第1セット、オジェ アリアシムは第2ゲームでブレークを許すも第7ゲームでブレークバックに成功。その後、第10・第12ゲームで1度ずつセットポイントとなるブレークポイントを凌ぎタイブレークにもつれ込む。拮抗した展開となるもオジェ アリアシムが5-6の場面から3ポイントを連取し先行する。 続く第2セットではファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得。ゲームカウント2-2で迎えた第5ゲームから4ゲーム連取に成功し1時間52分で勝利した。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトにオジェ アリアシムのコメントを掲載し「僕にとっては厳しいスタートだった。コンディション、風を含めてね。第1セットで巻き返すことができてよかった。それが鍵だったと思う。いつも美しいテニスとは限らない。時には双方に大きなミスがあったけど、このセットを取れたことが僕にとって重要だった」と語った。 「(第1セットの)第1ゲーム以降はサーブが良くなった。また、巻き返して正しいポジションを見つけられた。第1セットでは色々試したよ。カムバックできてよかったし、解決策を見つけられてよかったと思う」 勝利したオジェ アリアシムは準々決勝で第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは2回戦で世界ランク142位のD・ガラン(コロンビア)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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