『素晴らしき哉、先生!』ギャル生徒役で注目、古田愛理の芸能人としての原点
ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ)で、生田絵梨花演じる高校教師の担当クラス・3年C組に在籍するギャル生徒で印象を残した古田愛理。オーディションで勝ち取った役への向き合い方や、『Popteen』モデル時代に味わった苦悩について聞いた。(前後編の前編) 【写真】ギャル役で注目、古田愛理の撮りおろしカット【10点】 ──『素晴らしき哉、先生!』での演技が話題です。古田さんが演じた磯田陽菜は、演じてみてどんな女の子でしたか? 古田 私とそっくりでしたね(笑)。実はクラスメイトの役作りはほとんど自分たちで考えていったんですよ。だから勉強も苦手だし、明るくて噂好きで、友達思いな女の子になり、自然体でやり切ることができました。 衣装についても、「最近流行っているルーズソックスはどうですか?」と私からアイデアを出したりもして。生まれて初めてルーズソックスを履きました(笑)。私物も活かしていて、アクセサリーも本当に使っていたものなんです。 ──そんな磯田陽菜役はオーディションで決まったそうですね。 古田 陽菜役として応募したわけではなくて、4人1組に分かれて振られた役を演じていくというオーディション形式でした。その場で役を振られるので緊張しながらだったのですが、終わってみれば唯一演じることがなかったギャル役をいただきました(笑)。 ──演じていないのに、ギャルの役になったんですか? 古田 そうなんです。真面目な性格の子や、無口な子の演技を見せていったんですけど、ギャルの子だけは私に回ってこなくて。もし素の雰囲気で「私に任せたい」と思ってもらえたんだったら、うれしいなと思いますね。 ──撮影現場の雰囲気はどうでしたか? 古田 クラスで、絵しりとりを流行らせていました。休憩時間にずっとやっていたんですよ。隣の席の月野有菜ちゃんや、斜め後ろの真雪ちゃんとぐっと距離が縮まって、プライベートでも週に1度は会っています。 ──そんなに仲良くなるほど流行っていたんですね。 古田 小道具として筆記具とノートがあるから、いつでもできるんです。何ページ使ったか覚えてないほどです(笑)。 ──ちなみに古田さんは、絵に自信は? 古田 あまり……(苦笑)。中学時代に美術部だったのですが、幽霊部員でしたから。