4日連続の球団ゴルフから垣間見えた強さの秘密 巨人ハワイ優勝旅行4日目
快晴の青空、温暖な気候の中で充実の汗を流した。巨人のハワイ優勝旅行4日目。4日連続となる球団ゴルフが行われ、阿部監督、コーチ、選手、スタッフら約40人が参加した。初日からホノルルCC、カポレイGC、ハワイプリンスGC、コオリナGCと連日異なるコースで開催。その中で阿部監督が4年ぶりリーグ優勝の原動力に挙げていたチーム力の強さが見えた。 この日は阿部監督が萩尾と同組。「遊び心を持て」という意味の「PLAY GOOFING」とプリントされたウェアをともに着用してそろえた。ティーショットの打ち方を打撃指導のように身ぶり手ぶり優しく助言。ミラクルショットや珍プレーのたびに笑いが起きて盛り上がっていた。 他にも二岡ヘッドは門脇と同組。ゴルフは希望者のみで、アクティビティーや買い物、家族サービスに時間を使う選手もいるため参加は自由だ。その中で阿部監督は初日、2、4日目と計3度ゴルフに参加し、2日目は菅野、戸郷と同組だった。首脳陣と選手が可能な範囲で同組になり、ゴルフ談議、野球談議に花を咲かせる貴重な時間。風通しの良さが伝わってくる。 丸、大城卓がケラーと同組など、投手野手の垣根を越えた組み合わせ、交流も多い。吉川、浅野、中山、佐々木ら若手もゴルフを楽しむ。「優勝ってすごいんだって若い選手、初めて来る選手は分かったと思う。これがあるから頑張れる」と阿部監督。つかの間のリフレッシュで結束を深めている。(片岡 優帆)
報知新聞社