【熊本競輪・GⅢ開設記念】中川誠一郎「悔やみきれない。今日は眠れない」 熊本コンビの夢は2026年に持ち越し
<6日・熊本競輪・最終日> 熊本勢による新バンクでのグレード制覇は、2026年に持ち越しとなった。再開後初のGⅢ開設記念の決勝に地元勢は嘉永泰斗と中川誠一郎の2人が進出。結束力の高さで深谷知広ら強敵相手に立ち向かったが、嘉永は7着に、中川は8着に敗れた。 嘉永は「応援がすごかった」とファンに感謝を述べた一方で、悔しさをあらわにした。「決勝には乗れたが、誠一郎さんに迷惑をかけてばかり。自分が弱い。力をつけます」。言葉少なく検車場に姿を消した。 対する中川も無念な表情でレースを振り返った。「誘導を切らせてもらって、位置は最高だった…。松浦(悠士)君が番手から出ると思ったので、内へ入った。判断ミスですね。余裕はあったので、外を踏めば届いていたかも。悔やんでも悔やみきれない。今日は眠れないです」 次に熊本バンクで行われるビッグレースは、2026年2月のGⅠ全日本選抜。今節の悔しさを全てぶつけて、優勝の2文字でリベンジしてみせる。