フランス高速鉄道施設に「大規模な攻撃」 複数の場所に放火、運行に混乱
日テレNEWS NNN
フランスの国鉄は26日、高速鉄道の施設で「大規模な攻撃」があり、被害を受けたと発表しました。複数の路線で運行に混乱が生じているということです。 フランスの国鉄によりますと、攻撃があったのは高速鉄道TGVの施設で、複数の場所が放火されたという事です。現在、国鉄のチームや消防士らが対応にあたっているということですが詳しい被害の状況はわかっていません。 フランスの西と北、東側の路線が影響を受けており、交通は大混乱に陥っています。 国鉄は「これはTGVの交通網を麻痺させる大規模な攻撃だ」とする声明を発表した上で、通常の交通再開は29日月曜日までかかるとの見通しを示しています。 フランスの運輸大臣は声明で、今回の攻撃を「組織的な悪意ある行為」だと強く非難しています。