映画『ミステリと言う勿れ』“整”菅田将暉、“女の幸せ”に反論 ネット共感「よく言った!」「激しく同意」
2023年劇場公開され大ヒットを記録した菅田将暉主演の映画『ミステリと言う勿れ』が4日にフジテレビ系で放送され、主人公・久能整(菅田)が“女の幸せ”という言葉に理路整然と反論すると、ネット上には「整君偉いよく言った!」「激しく同意だよ!」「真理だな」といった共感が相次いだ。 【写真】柴咲コウ、町田啓太、松下洸平らも出演 映画『ミステリと言う勿れ』場面写真(全17枚) 原作は「月刊フラワーズ」(小学館)にて2016年に連載がスタートした田村由美による同名コミック。もじゃもじゃ頭がトレードマークの主人公・久能整が、時に優しく、時に鋭い魔法のようなおしゃべりで、人々の悩みや事件の謎を解きほぐしていく新感覚ミステリー。2022年1月期に月9ドラマとして放送されると「2022年日本民間放送連盟賞・番組部門テレビドラマ・優秀賞」などを受賞した。そんな同作の劇場版では、原作ファンの間でも人気の高いエピソード、通称“広島編”が映像化される。 美術展を鑑賞するために広島を訪れていた整は、ひょんなことからいわく付きの名家・狩集家の遺産相続問題に巻き込まれる。 当主の孫にあたる狩集汐路(原菜乃華)、狩集理紀之助(町田啓太)、波々壁新音(萩原利久)、赤峰ゆら(柴咲コウ)の4人の相続候補者たちと狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴(松下洸平)は、遺言書に記された指示に従い、遺産を手にすべく謎を解いていく。整や相続候補者たちは核心に迫っていくごとに、一族が抱える“闇と秘密”を垣間見ることになる…。 ある日、整たちが蔵から戻ると、ゆらの父・恵介(大鷹明良)がやってくる。恵介は狩集家の遺産を巡る謎を解くために1人で出歩くゆらを「旦那さんに負担をかけないように」と咎めつつ、専業主婦の彼女に「家にいて、子育てや家事だけしてればいいんだ」と語りかけ「それが女の幸せだろ?」と言い放つ。 無表情に「わかってます」と答えるゆらの姿を見た整は「どうしてそう思えるんだろ…」とポツリ。そして、女の幸せという言葉について「全人類の半分を一律でくくるのはおかしい」と恵介に反論。さらに家事と子育てが楽なことであれば、男性も率先してやりたがると主張すると、ゆらには「女の幸せとかにも騙されちゃダメです。それを言い出したの、たぶんおじさんだと思うから…」と言い「女性をある型にはめるために編み出された呪文です」と語るのだった。 整の言葉に、ネット上には「整君偉いよく言った!」「マジでそれ」「激しく同意だよ!」などの声や「真理だな。ほんとに」「グッとくる!!」「整くんの言葉、最高!すき~」といったコメントが集まっていた。