眞杉匠の師匠小田倉勇二が当地初参戦の荒川達郎と地元コンビを結成「任せられるなら任せたい」
西武園競輪場のモーニング競輪「オッズパーク杯(FII)」が11月1日、開幕する。初日11RのA級特予選を走る荒川達郎と小田倉勇二の地元コンビに話を聞いた。 A級の予選メインは荒川達郎に小田倉勇二の地元コンビが担う。当地初参加となる新鋭の荒川だが、「西武園は初めてだけど、今練習地の大宮がバンクの塗り直しで使えないので、西武園で練習しているんです。走りやすさですか? 走りやすいと思うけど、そうとも言えないかも…。でも、レースの前に走れたのはよかったですね」と口にした。 デビューをしてから組み立てに悩んでいた荒川は 「1・2班に上がってからも組み立てが課題。ずっと課題なのかもしれない。でも、宇都宮の後、師匠の太田(真一)さんからは『よかったね』と言ってもらいました」と苦笑いを浮かべたが、デビューした頃と比べたら着実にレベルアップはしている。まだまだ荒削りな部分はあっても、ポテンシャルの高い選手であることは間違いないし、まだまだ伸び代しかない若手だ。 そんな荒川に任せるのは自力健在の小田倉。「荒川君とは初めてですね。同じ大宮バンクだけど、練習グループが違うので、一緒に練習したこともない。年齢的にも厳しかったりするし、任せられるなら任せたいですよ。若い子が増えてきて番手を回る機会も増えたけど、そろそろ追い込みにシフトすることも考えていきたい。今はコース取りが課題ですかね。走らないと分からないことも多いし、まだまだ勉強中です」と話していた。 自力のイメージが強い小田倉だが、最近は後輩達を含め関東の若手が増えてきたことで、番手を回る機会もちょくちょく増えてきている。重要な位置だが、荒川と小田倉に3番手は堅実な平石浩之が固めるし、まずは好連係を決めて、地元で好スタートを切りたい。(アオケイ・宮本記者)