バルセロナ、オサスナに4失点敗戦!ラ・リーガ開幕からの連勝数は7でストップ…クラブ記録にあと1勝及ばず
28日のラ・リーガ第8節、バルセロナは敵地エル・サダールでのオサスナ戦を2-4で落とした。 今季ラ・リーガ第7節までをすべて勝利で終えているフリック監督のバルセロナ。20213-14シーズンにヘラルド・マルティーノ監督率いるチームが達成したクラブ開幕連勝記録にあと1勝まで迫っている。 フリック監督はこのオサスナ戦、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ・ヤングボーイズ戦も考慮してローテーションを敢行し、GKイニャキ・ペーニャ、DFクンデ、セルジ・ドミンゲス、クバルシ、ジェラール、MFパブロ・トーレ、エリック・ガルシア、ペドリ、FWフェラン、レヴァンドフスキ、パウ・ビクトールを起用した。 前半、バルセロナはメンバー変更と疲労の影響かほとんどチャンスをつくれず。サポーターの熱狂的な応援をその背に受けるオサスナの方がカウンターで攻勢を仕掛け(バルセロナの高いDFラインは速攻の格好の餌食だった)、18分に先制点を記録している。左サイドを突破したブライアン・サラゴサのクロスから、ブディミルがヘディングシュートでネットを揺らした。 オサスナはさらに28分、再びブライアン・サラゴサが躍動した。昨季所属したグラナダでもバルセロナ相手に衝撃的なパフォーマンスを見せた同選手は、速攻からペナルティーエリア内に侵入すると、飛び出してきたI・ペーニャもかわして無人のゴールにボールを流し込んでいる。 2点ビハインドで前半を終えたバルセロナは、53分に1点を返す。GKセルヒオ・エレーラがスローイングしたボールをジェラールがカットして、ペナルティーエリア手前のパウ・ビクトールがシュート。S・エレーラが弾き切れなかったボールが、そのまま枠内に転がっている。 フリック監督は59分にパウ・ビクトール&パブロ・トーレをラミン・ヤマル&ハフィーニャ、70分にレヴァンドフスキ&ジェラールをバルデ&かサードに代えて、さらに攻勢を強めようと試みた。が、スコアは彼らが望む2-2ではなく、3-1、そして4-1となる。71分、バルセロナのペナルティーエリア内でセルジ・ドミンゲスがブディミルを倒してPK判定に。このPKをブディミル自身が決め切り、また85分にはブレトネスが強烈なミドルを突き刺してオサスナがリードを3点とした。 バルセロナは89分、ペナルティーアークのヤマルが強烈なミドルシュートを突き刺して再び1点を返したが、反撃はそこまで。観客の後押しを受けるオサスナ相手にそれ以上ゴールは決められず、2点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを迎えた。開幕からの連勝数を、クラブ記録に並べることはできなかった。