小池都知事が定例会見2月4日(全文2完)石原さんってヨットマンだったんだ
「まん延防止」は延長の方が良いと思っているのか
NHK:NHKの【ナカジマ 00:33:58】と申します。よろしくお願いします。1点は、2点ちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、今、現時点でまん延防止等重点措置については延長等がいいと思っているかどうかっていう部分を1点お聞かせいただきたいのと、あと長期戦略の関係なんですけれども、安全・安心の部分で、新たに東京の危機克服、都市強靱化10カ年プロジェクトっていうものを新年度作られるというふうにうたってらっしゃるんですけれども、この件について、これまで防災関連で言うと東京防災プランですとか、こちらの長期戦略もそうですけれども、さまざまな計画あると思うんですが、こういった計画と異なるどういう効果を期待してらっしゃるのかっていうところと、この新たなプロジェクトの、どういうイメージで臨んでらっしゃるのかということをおっしゃっていただければと思います。 小池:誰もがこのコロナに対して、もう2年間ずっと波を経験して、そしてさまざまな規制を皆さんにお守りいただいて、基本的な感染防止対策というのをお守りいただいてきた。そのことには本当に感謝を申し上げますし、これまでいろんな変異種に対応しながら、波をずっと皆さんと共に、なんとかこのコロナと共に闘ってきたわけであります。誰もがまん延防止の、現在も、もうなんとかならないかと思ってらっしゃるでしょうし、ましてやこれが緊急事態宣言などのことになると大変だなと。また、毎日2万人を超えるような感染、新しい感染の数字が出てきております。
重点措置の段階、早くクリアできるように
さまざまなまん延防止策の重点措置の効果と、そしてまた、実際に皆さんが感じておられる、もうこれは気を付けなくてはいけないなというのが相まって、ぜひともここは皆さんのご協力で抑え込んでいきたいと。この思いは一緒だろうと思うんです。結局だらだらと続けることが、これが続いてしまってプラトーになると、台地になってしまいますと一番疲弊するのが医療現場でありますし、何よりも社会そのものが止まってしまうということは誰もが避けたいという気持ちだと思います。そういうことを含めて、ぜひこの重点措置の段階、早くクリアできるようにしていきたいと。これはもう皆さん共通の思いだと思いますので、あらためて、きのう申し上げましたような対処、また対応策を、皆さんと共に実行していきたいと、このように思います。 安全・安心についての10カ年の話、ご質問がありましたけれど、こちらは、やはり感染症もそうでありますし、それから自然災害の激甚化ということもあります。そして火山についての見直しなど、災害の見直しなどの作業も行われてきているということもあります。東京都として、安全・安心というまさに危機管理の一番重要なところをどうやっていくのかっていうことをいろんな視点からまた検討もし、そしてできるところからその対策を行っていくということで、いろんな観点からの切り口が必要というふうに考えております。 NHK:すみません。そうすると、まん防のほうなんですけれども、基本的に延長するかどうかっていうのはともかくとして、まん防の段階でなるべく早く解除したい、解除してもらいたいっていうのが願いということでよろしいでしょうか。 小池:これは誰に聞いても同じ答えになるのではないでしょうか。大変強い思いとして抱いておりますし、ここ、緊急事態に至らないように、ワクチンの接種を急ぐ、そしてまた経口薬ですね、これの治験を東京都でも支援しております。これらの、いつも私言っていますようにマスクなどの守りと、それから経口薬やワクチンの確保によって、攻めと、この両方があって、このコロナ、特に新しいオミクロンに関しての対応ができるものと考えています。 NHK:ありがとうございます。 小池:あっち見たりこっち見たり結構忙しいんです、このオンライン会議って。日経の上月さん。あ、いいですか。 日本経済新聞:日経新聞の上月です。聞こえていますか。 小池:聞こえています。