中山美穂さんは、ドラマに主演し、主題歌も自ら歌うことが多く、俳優と歌手”二刀流”だった

　12月6日に亡くなった、歌手で俳優の中山美穂さん（享年54）。1985年1月、ドラマ「毎度おさわがせします」（TBS系）で衝撃的なデビューを果たし、一躍スターに。その後も数多くのドラマ、映画に出演してきました。主演ドラマや映画の中で、あなたが「もう一度見たい」という作品は何でしょうか？　AERA dot.編集部がアンケートを実施し、4千超の回答を集計した11～15位には、さらに名作が名前を連ねました。 【写真】セーラー服がカワイイ！ミポリンはこちら ＊          ＊　　　＊ 　中山美穂さんは、1985年に放送されたドラマ「毎度おさわがせします」で彗星のように現れ、同年の初主演ドラマ「夏・体験物語」では主題歌『「C」』で歌手デビュー。歌手としても活躍しながら、俳優としても89年の「君の瞳に恋してる！」（フジテレビ系）など「月9」ドラマの主演は歴代最多。95年の主演映画「Love　Letter」でブルーリボン賞の主演女優賞を受賞しています。 　今回のアンケートは12月11～16日にインターネット上で実施し、4015人から回答がありました。   ■11位　ドラマ「卒業」（1990年） 「共演者がすごいメンバー。主題歌がドリカム」（60代、女性）というドラマ「卒業」（TBS系）。短大2年間だけ東京暮らしを許された長野県出身の木下かおり（中山美穂さん）の友人役には仙道敦子、河合美智子、そして、就活するかおりが恋に落ちる男性は織田裕二が演じている。主題歌はドリカムの「笑顔の行方」だった。 「織田裕二さん、中山美穂ちゃん大好きだったし、仙道敦子さん、永瀬正敏さん、河合美智子さん、的場浩司さん、と、今考えると超豪華キャスト。まだ若かったので恋愛模様に毎週ドキドキしてました。全話録画して何度も見ました。ロフト付きの美穂ちゃんのお部屋も可愛くて、いいな～って思って見てましたね～。最後、織田さんを追いかけて来た美穂ちゃんの『来ちゃった』が可愛かったな～。なので、絶対この『卒業』か私のイチオシです！」（50代、女性）   　最終回のシーンを目に焼き付けているファンも多い。 「私に、とって　大好きなものが、詰まっているドラマ。今でも　最終回のホテルに行きたいと思っている。本当に、ミポリン、綺麗だった」（50代、女性） 「中山美穂と織田裕二が好きで2人の共演が実現して、最終回で、かおりが長野に帰ろうとしたけど、もう一度と、青森行きの列車にのり、ホテルのベルボーイから再出発し始めた織田裕二に“会いに来ちゃった”と、ハッピーエンドで、抱き合うシーンが最高に美しかったです」（50代、女性）