「もう一度見たい」中山美穂さんの“ドラマ・映画” ランキングに「映画史に残る名作」が入った11~15位
■14位 映画「サヨナライツカ」(2010年) 続いては映画作品からだが、ツッパリ映画とはガラリと変わり、25年に渡る運命の恋に落ちる映画「サヨナライツカ」。当時、夫だった辻仁成氏のベストセラー小説を映画化したもの。 「中山美穂さんが、本当に綺麗で一番美しいと思った作品だから」(50代、女性)「中山美穂の色気、儚さ、可愛さが全開!」(40代、女性)などと、この映画で主人公・真中沓子を演じる中山美穂さんの美しさを手放しで称える。そして、その声は圧倒的に女性ファンからのものだ。 「離れていても一途に思い続け、人生最後の終わり方についてとても考えさせたれました。とても切なかったけれども心に染みた大人の恋の映画で素敵でした」(50代、女性) 「中山美穂さんと西島秀俊さんの演技が素敵で切なく何度見ても泣いてしまうぐらい感動しました」(40代、女性) 「映画史に残る名作だと思う。主人公3人の美しさと儚さと舞台となったホテルが素晴らしい。一般人には有り得ない一つの恋愛に生きた凄まじい人生。見る度に号泣します」(50代、女性) ■15位 ドラマ「おいしい関係」(1996年) 「中山美穂さん(藤原百恵 役)、唐沢寿明さん(織田圭二 役)、草なぎ剛(木村和馬 役)との共演が印象に残る作品」(30代、男性)というドラマ「おいしい関係」(フジテレビ系)は、槇村さとるの同名少女コミックを原作とした月9ドラマ。 「主人公の藤原百恵さんが、織田圭二シェフの作る料理を、想像しながら、出てきたコンソメスープを味わい、食べて感想を言っていたのシーンをはじめ、百恵が圭二の元で働き、百恵は、料理コンクールで落選しましたが、最終回の最後には、圭二とパリで、小さなフランス料理店で、一緒に働いていたシーンを見て、結ばれたのだね!と思い、感動的なクリスマスストーリーでした!」(40代、女性) 最終回は1996年12月16日でタイトルは「約束のクリスマス」だった。ラブストーリーの名作だけあって、次の世代にも引き継がれ20代からの声もあった。 「私はみぽりんの後追いファンですが、母が大好きなドラマが『おいしい関係』で教えてもらって私も中学生の頃初めてDVDレンタルして観ました。他のドラマもほぼ観ましたが、このドラマは特に、年齢を重ねる毎におもしろいと思えるドラマだなと思いました。そしてみぽりんの所作や食べる姿があまりにも上品で綺麗なので見ていてうっとりしてしまう作品です!」(20代、女性) 「おいしい関係」の主題歌も中山美穂さんだった。 「料理するミポリンと主題歌『未来へのプレゼント』が良かった」(50代、男性) 昨年12月11日に放送されたフジテレビ系音楽の祭典「2024FNS歌謡祭」では、1996年の「FNS歌謡祭」で「未来へのプレゼント」を披露する映像とともに中山美穂さんを追悼。ドラマ「おいしい関係」のロケをしていたパリで主題歌を歌う生中継という貴重な映像だった。 月9主演、歌謡祭に海外から生中継と、中山美穂さんは正真正銘の大スターだった。
AERA dot.編集部