鹿児島県警不祥事隠ぺい疑惑【1】郵送文書に前刑事部長の名前 県警幹部の不正告発
鹿児島テレビ
警察の内部資料を漏えいした疑いで逮捕された、鹿児島県警の前の生活安全部長が、県警の不正を訴える文書を第三者に郵送した際に、差出人の名前は書かず、前の刑事部長の名前を問い合わせ先として記載していたことがわかりました。 警察情報を第三者に漏らした疑いで逮捕された、鹿児島県警の前の生活安全部長、本田尚志容疑者は、現職の警察官が起こした盗撮事件やストーカー事案について、野川明輝本部長が隠ぺいを図ったと告発しています。 本田容疑者は第三者に文書を郵送した際、差出人の名前は書かず、問い合わせ先として、前の刑事部長の名前や連絡先を記載していたことが捜査関係者への取材で分かりました。 野川本部長は6月6日、「事件捜査の中で必要な確認は行う」と述べるにとどめています。 この問題について、本田容疑者の弁護士は勾留の取り消しを求める準抗告を鹿児島地裁に申し立てていましたが、「逃亡を疑うに足る理由が認められる」として 申し立ては棄却されたということです。
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