「誰も思っていなかっただろうね」今季で退団のドルトムントの象徴ロイス、CL決勝進出に興奮!最終戦の舞台は「全てが始まった場所」
待ちわびたウェンブリーでの雪辱機会
今季限りで別れを告げるレジェンドが大興奮だ。 現地時間5月7日に開催されたチャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで、ドルトムントはパリ・サンジェルマンと敵地で対戦。第1レグに続いて1-0で接戦を制し、フランス王者を打ち破った。決勝進出は、今回と同じ舞台ウェンブリーで戦い、バイエルン・ミュンヘンに敗れた2012-13シーズン以来、11年ぶりだ。 【動画】もう1人の象徴フンメルス!ドルトムントを決勝に導く、痺れるヘッド弾 下部組織出身の古株で、かつて香川真司(現セレッソ大阪)ともタッグを組んだマルコ・ロイスは、56分から出場。待ちわびた瞬間をピッチの上で迎えた。 クラブの公式サイトによれば、34歳のドイツ代表MFは試合後、「なんて1週間だったんだ! また決勝に進出できた。ウェンブリーは2013年に僕にとって全てが始まった場所だ」と喜びを伝えた。 「今日はかなり苦しまなければならなかった。ウスマンヌ(・デンベレ)とアシュラフ(・ハキミ)がかなりサイドでペースを掴んでいたからね。でも僕らはやり遂げた! 明日になれば、どうやったかなんて誰にも聞かれないだろう。ボルシア・ドルトムントの名がそこにあるだけで十分だ。グループの抽選後、僕らが再びウェンブリーに行けるとは誰も思っていなかっただろうね」 欧州制覇まであと1勝。ドルトムントの象徴は、愛するクラブの最終戦で、これ以上ないほどの思い出を作れるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部