“高収入でワンオペ or 低収入で家事協力的”、子育てで考えるパートナー像 益若つばさ「大事なのはパートナーのケアでは」
「稼ぎまくって、育児をあまりしないパパ 稼ぎ低いが、育児を全面的にするパパ どちらのパパが世の中で、より求められているのだろう?」 【映像】600万円以下が約75% 年収の割合 5月末にXで話題となったこのポスト。投稿したJUNさんは「子どもがちょうど生まれたということもあって、育児方針や分担を決めていくタイミングだったことが理由だ」と話す。 子ども1人を育てるのに2000万円以上かかるとされ、物価は年々上昇している中、「高収入でワンオペ」派か、「低収入で家事育児協力」派なのか。まさに“究極の選択”について、『ABEMA Prime』で議論した。
■“高収入でワンオペ”派「分業ができ、心の余裕が生まれている」
「お金と時間、どちらかを優先するならお金」と話すのは、3人の子ども(18歳、16歳、9歳)を持つ専業主婦のゆいちさん(37)。夫(43)の年収は1200万円だが、平日はもちろん休日も仕事で家にいないことが多いという。それでも、「子どもに何かいるとなった時に頭を抱えなくて済むので、心の余裕は生まれている」と話す。 ゆいちさんは10年前に再婚しているが、前の家庭は低収入で共働きだった。「家事も育児も全部分担して、経済的にも体力的にもお互い余裕がなく、ギスギスして結局うまくいかなかった。今はちゃんと分業できている分、お互いにストレスなく、家庭内もよく回っている」。 そんな中、夫も日曜日は子どもと遊んだり料理などをするそうだ。「『普段、何もできなくてごめん』と言ってくれるし、時間がある時はできる限り参加してくれる。私自身は本当に文句はない」と明かす。 “高収入でワンオペ”のデメリットとしては、誰にも相談できない、明確な休みや報酬がない、育児や家事で自分の時間が少ない、などが考えられる。一方ゆいちさんは、「私の場合は実家が近くだったり、きょうだいが近くに住んでいたり、地元の友達もいるので、誰にも相談できないということはなかった。あとの2つも特にデメリットと感じたことはない」と答えた。