昼ドラ「天までとどけ」から33年…… 子役やキャストらのその後 突然の逝去も
1991年から放送された昼ドラ「天までとどけ」から33年。当時出演していた俳優を振り返ります。 【画像】出演キャストの現在 同作は、1991年から1999年にわたり放送された昼ドラ。大家族をテーマとしたホームドラマシリーズです。
岡江久美子さん:母・定子
定子を演じたのは岡江久美子さん。「お美津」で芸能界デビューした後、多くの作品に出演。1996年から2014年まで「はなまるマーケット」の総合司会を薬丸裕英さんとともにつとめ、朝の顔となりました。2020年4月23日に新型コロナによる肺炎のため、63歳で逝去しました。
綿引勝彦さん:父・雄平
雄平を演じたのは綿引勝彦さん。東映のヤクザ映画や「鬼平犯科帳」などに出演した後、「天までとどけ」で広く知られるようになりました。「ピカチュウげんきでちゅう」のCMで“ポケモンおじさん”と呼ばれるなど新境地を開いた他、「WXIII 機動警察パトレイバー」などに出演。2020年には「ケアニン こころに咲く花」に出演した後、同年12月30日に逝去。2021年の映画「種まく旅人 華蓮(ハス)のかがやき」が遺作となりました。
高尾晃市さん:長男・正平
正平を演じたのは高尾晃市さん。2002年以降、マジシャンとして芝居とマジックを融合させたマジックショーに取り組み、2013年には「マジシャン・オブ・ザイヤー」「ジャパンカップ」をW受賞しました。
若林志穂(しほ)さん:長女・待子
待子を演じたのは、若林志穂(しほ)さん。「テレフォン・キッス」でアイドル歌手としてデビューした後、「天までとどけ」で人気を博すも、2001年に事件現場を目撃した精神的ショックから芸能活動を休止。2009年には芸能界を引退した後、化粧品ブランドのプロデュースを務めました。2024年1月には、現役時代に共演した主演俳優からの誘いを断ったところ、翌日からスタッフ総出の嫌がらせが始まったことをXで訴え、物議をかもしていました。
河相我聞さん:次男・信平
信平を演じたのは河相我聞さん。若手俳優として注目を集め、一時は俳優業と並行して飲食店経営にも挑戦しました。俳優としては、「中学生日記」(2010年)や「仮面ライダーリバイス」(2021年)などに出演。2024年には、「イップス」に出演しました。