竹田麗央が日米共催ツアーV!日没寸前PO決戦6ホールの激闘制し 念願の米女子ツアーシード権獲得
「日米女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック・最終日」(3日、瀬田GC=パー72) 【写真】マリーナも祝福 激闘を制して抱きしめられる竹田麗央 首位と3打差の4位から出た竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=は正規の18ホールで1イーグル、5バーディー、2ボギーの68をマーク。通算15アンダーでマリーナ・アレックス(米国)とのプレーオフに突入した。 プレーオフは6ホール目で竹田がバーディーを奪い、アレックスはパー。日没が迫る中まで繰り広げられた激闘は竹田に軍配が上がった。 9月の日本女子オープン以来となる今季8勝目。12月の米女子ツアー出場権を懸けた最終予選会に登録していたが、今回の優勝で米女子ツアーのシード権を獲得した。 竹田は2、3番で連続バーディーを奪うなど序盤は好スタートを切ったが、8番からの連続ボギーで後退。しかし、折り返しの10番でバーディー、13番でも一つ伸ばして盛り返した。 首位と3打差で迎えた16番パー5では豪快な2オンに成功し、ワンパットで沈めてイーグル奪取に成功。540ヤードの最終18番パー5でも2オンに成功し、2パットのバーディーで首位のアレックスに並んだ。 プレーオフは1ホール目でともにバーディー、2~5ホール目はパーで互いに譲らない展開が続いた。日も傾いて薄暗くなった18番パー5の6ホール目に竹田がグリーン手前からのアプローチを寄せ、約2メートルのバーディーパットを沈めた。