芸人を目指している30歳息子が結婚するそうです。稼ぎは「月収13万円」ほどなのですが、家庭を持つには少ないですか?親として止めるべきか迷います
芸人を目指している30歳の息子が結婚すると聞いたものの、稼ぎが月に13万円であることが気になる人がいるかもしれません。中には、家庭を持つには少ないと感じ、親として止めるべきか悩む人もいるでしょう。 今回は二人世帯の月間平均支出や、収入アップを目指すための方法についてまとめました。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
二人世帯の月間平均支出は?
二人以上の世帯の月間平均支出について、総務省が公表した報道資料の「家計調査報告」では29万3997円と掲載されていました(2023年平均値)。なお、あくまでも二人以上の世帯での平均値となるため、夫婦二人で生活する場合は、もう少し支出が少なくなる可能性も考えられます。 仮に29万3997円で計算すると、13万円しか月の収入がない場合、単純計算で16万円程度不足してしまうと考えられるでしょう。そのため、家庭を持つ場合は共働きになる可能性が高いです。 なお、国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、女性の給与所得者の平均年収は314万円です。ボーナスを加味しなかった場合、月の総支給額は約26万1600円となります。保険や税金が引かれてから手元に残る金額を考えると、共働きであれば無理のない生活を送れる可能性は十分にあると考えられます。
芸人から転職すれば収入を増やせる可能性はある
芸人として売れれば大幅な収入アップにつながる可能性はありますが、どうしても狭き門にはなってしまいます。そのため、収入を増やしたい場合は、転職を視野に入れてみるのもいいでしょう。 通常の転職サイトを利用しても問題はありませんが、中には芸人からの転職を支援するサービスもあるようです。これらのサイトを用いて転職を目指せば、芸人として培った能力を生かせる転職先が見つかる可能性もあります。 例えば営業職であれば、トーク力を生かした活動ができる可能性があるでしょう。また、SNSでの活動が得意であれば、企業やサービスの認知を高めるための広報活動が向いているかもしれません。 芸人としての成功を求めるのは決して悪いことではありませんが、息子が収入を増やしたいと考えている場合は、上記のようなサービスを用いた転職も視野に入れるよう勧めてみてもいいかもしれません。