「集中力が足りない」「甘さが出た」交代後1分でまさかの同点被弾。三笘薫が痛恨のウルブス戦後にこぼした本音。以前にチンチンにしたポルトガル代表DFとの再戦には「もともと素晴らしい選手ですし…」【現地発】
「自分の中でもいい形で打ててない」
この日の三笘は1点リードしていた後半終了間際の89分までプレーし、フリオ・エンシソと交代してお役御免となった。おそらくこの際には、そのわずか1分前に失点を許して1点差に近づかれたものの、勝ちゲームをフイにするとは考えてもいなかっただろう。 後半途中までのブライトンは、最下位に沈むウルブスを容赦なく攻め立て続けていたからだ。85分に追加点を奪って2-0としたわけだが、そのスコアライン以上にブライトン優勢の時間が長く感じられた。 特にチームが攻撃的に振る舞い続けた前半は、三笘にもシュートチャンスが3度にわたり訪れている。まずは22分。中央に入り込んでドリブルで持ち込み、ペナルティエリア外から右足でゴールを狙うがDFにブロックされた。 32分にはボックス内のこぼれ球に反応し、敵GKのジョゼ・サより一足先に追いついたものの、素早く飛び出してきたサに阻まれてしまう。さらにその1分後。今度は左サイドから持ち込んで角度のないところからの左足でのシュートを放つも、再びDFにブロックされてコーナーキックとなっている。 これらの場面について、三笘は「なかなかいい形で、自分の中でもいい形で打ててないのはあるんで、ちょっともっといい形で自分で作りきればよかった。ああいう形になってしまうってのもまだまだかなと思いますけどね」と自身の決定力不足を反省していた。 ほかにも、いつもどおり左サイドから再三チャンスメイクを試みる場面が見られたものの、その危険度は低かった。対峙したポルトガル代表DFネウソン・セメドが、過去に日本代表のエースに“チンチンにされた”経験を生かして、以前よりもタイトに張り付いていたこともあるが、直近のトッテナムとニューカッスル両試合で見せた躍動感には欠けていた。 「(セメド選手は)もともと素晴らしい選手だと思いますし、前回はチームとしてもより良い形で増やして攻略できたところはありました。今回は彼のスピードも攻撃的なところで出してしまったのもありますし、自分も1対1のとこで勝ち切れないところがあった。まあまあ妥当な結果だと思いますけど」
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