茂木栄五郎のFA人的補償は? ヤクルトのプロテクトリストを徹底予想(5)”掘り出し物”となり得る投手は…?
東北楽天ゴールデンイーグルスからフリーエージェント(FA)権を行使した茂木栄五郎が、東京ヤクルトスワローズへの移籍を決断した。茂木はFA制度においてBランクに該当するとみられており、楽天はヤクルトに「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることができる。ここではヤクルトのプロテクト28人を予想した。
掘り出し物”となり得る投手は…?
28人というプロテクトでは、やむなくリスト外になった選手も多い。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる投手を取り上げたい。 ■石山泰稚 長らくブルペンを支え、2024年は37試合に登板し、1勝0敗8ホールド5セーブ、防御率4.35を記録した石山泰稚。 まだまだ一軍戦力となるが、中継ぎ陣では清水昇や大西広樹など中堅選手をプロテクトしている。現在36歳という年齢や人数の関係でプロテクト外とした。 ■阪口皓亮 トレード加入2年目の今季は先発に挑戦し、二軍では投手三冠(最優秀防御率、最多勝、最高勝率)に輝いた阪口皓亮。 しかし、一軍では2度先発機会を得たが、いずれも制球に苦しんで結果を残せず。貴重な先発候補だが、一軍実績が上回る山野太一や奥川恭伸といった他の先発候補を優先した。 その他にも、星知弥や高梨裕稔などの一軍実績のある投手や、石原勇輝や坂本拓巳といった若手も人数の関係でプロテクト外と予想した。楽天にとっては魅力的な存在が多いと言えるだろう。
ベースボールチャンネル編集部