キッチンの窓の外にポツンといたのは、猫風邪がひどい小さな子猫 「不思議なご縁を感じた」と保護した日から3年後の姿は
愛猫との出会いに「不思議なご縁」を感じている人も。Instagramユーザー@cou51533さんも、そのひとりです。2020年9月10日、飼い主さん夫婦は子猫のきいちゃん(撮影時、生後推定1カ月)を保護しました。 【動画】保護されてからすくすく育っていくきいちゃんの様子 この日の夜、いつもはもう寝ている時間なのに珍しく起きていたという飼い主さん。慌てて寝る準備を始め、戸締りをするためにキッチンに向かったところ、先住猫のコウちゃん(取材時5才)がキッチンの窓にくっついて「何か」を見ていることに気づきます。不思議に思って窓の外を見てみると、そこには小さな子猫がポツンと座っていたのだとか。それが、きいちゃんだったそうです。 飼い主さんは、慌ててコウちゃんを手で押さえながら網戸を少し開けて、外にフードを置いたそう。そして、玄関から家の裏に回り、夢中でフードを食べているきいちゃんを抱きあげたのだとか。 明るいところできいちゃんを見てみると、目ヤニで目が開いてない状態だったといい、「ひどいお顔でびっくりしました」と飼い主さんは話します。目ヤニで前も見えないような状態だったのに、飼い主さんの家の裏にやってきたきいちゃん。飼い主さんは、不思議なご縁を感じたそうです。 飼い主さん: 「じつは、2週間ほど前からうちの地域をウロウロしていた母猫と子猫3匹がいて、猫の保護活動をしている人に保護依頼をしていたんです。何度か母猫のあとをついて歩くきいちゃんの姿を目にしていたので、保護したときは『あの猫ちゃんだ!』とすぐにわかりました。 私たち夫婦は、子猫たちが保護されたら『うちのコ』としてお迎えするかどうかを話し合っていましたが、猫たちは場所を転々としていてなかなか保護ができずにいたようです。 そんなときにきいちゃんだけが私たちの家に現れたので、とても不思議でした。あの日、たまたま夜ふかしをしていて、キッチンの窓を開けっぱなしにしてたから、きいちゃんに気づけました。すぐに保護することができたので、きいちゃんとは何かご縁があったのかなと思います」 きいちゃんを保護して、「うちのコ」として家族に迎えることを決めた飼い主さん夫婦。ちなみにその後、保護活動をしている人によって、残りの2匹の子猫と母猫も無事に保護されたそうです。