市長「減災と市民が避難するための時間を稼ぐ」 出水期前に久留米市で防災会議 早めの避難呼びかけなど方針を確認
RKB毎日放送
去年の7月豪雨で甚大な被害を受けた久留米市で、出水期を前にした防災会議が開かれ、早めの避難の呼びかけや備蓄の確保などについて協議しました。 【写真を見る】久留米市 出水期を前に 防災会議 久留米市原口新五市長「あくまでも減災と、皆様方が避難をするための時間を稼ぐ。これが大原則だと思っています」 27日に開かれた久留米市の防災会議には、自治体や警察、企業から約40人が参加し、災害時の対応などの関係機関の役割を定めた、地域防災計画について協議しました。 久留米市では去年の7月豪雨で土石流などが発生し、甚大な被害を受けたことから、土砂災害の危険があるエリアでは、今後、早めに避難を呼びかけるとしています。 また、トイレの確保が課題となった能登半島地震の教訓を踏まえ、携帯トイレなどの備蓄を充実させていくことも確認しました。 久留米市では毎年この時期に大雨などへの対応を協議し、地域防災計画を見直しています。
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