ネットがザワつく「『with MUSIC』で新旧ジャニ“共演”」に見え隠れする“テレビ局側の本音”ーー辞めジャニ「新しい地図」「Number_i」と「SUPER EIGHT」「WEST.」の“共演”は何を暗示するのか
それは新しい地図の3人だけでなく、STARTO ENTERTAINMENTやTOBE、引いては他のアイドルやアーティストも同様であり、今年の年末から来年の上半期にかけて真価が問われる形になっていくでしょう。 新しい地図には「今さらもういい」、Number_iには「裏切った」などの否定的な声もある中、それをどんなパフォーマンスで覆していくのか期待したいところです。 ■日和見なスタンスの日本テレビ 最後にもう1つあげておきたいのは、日本テレビの日和見なスタンスへの賛否。
日本テレビは「with MUSIC」で4組を同時出演させるなど、忖度から一歩抜け出したような印象を与える一方、他番組の起用を見ていると、どちらつかずで煮え切らないようなスタンスがうかがえます。 8月31日・9月1日の「24時間テレビ」では、20年以上にわたって旧ジャニーズのタレントが務め続けてきた「メインパーソナリティー」というポストを廃止。 STARTO ENTERTAINMENTに所属またはエージェント契約をしているタレントは相葉雅紀さん、増田貴久さん、髙橋海人さんの出演に留める一方で、香取慎吾さんと草彅剛さんを「24時間テレビスペシャルドラマ」に起用するなど、これまでからの変化を見せました。
しかし、9月10日放送の「第44回 全国高等学校クイズ選手権」ではSTARTO ENTERTAINMENTのSixTONESをパーソナリティーに起用。かまいたち、指原莉乃さん、石川みなみアナウンサーなど、それ以外のメンバーは「超無敵クラス」の出演者で占められていただけに不自然さを訴える声があがっていました。 このところ同番組は坂道グループが6年、QuizKnockが2年出演していただけに、たびたび「日テレが忖度で『24時間テレビ』の穴埋めをしたのでは」と疑う声すらあったのです。
また、少しさかのぼると、7月6日の大型音楽特番「THE MUSIC DAY 2024」では、STARTO ENTERTAINMENTの櫻井翔さん、SUPER EIGHT、KAT-TUN、timelesz(旧:Sexy Zone)、King & Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子と、独立した山下智久さん、TOBEのNumber_iが同時出演。 世間の反応を見ながら、今回の『with MUSIC』に向けて段階を踏んでいた感がありました。