ソフトバンク・山川穂高、NS初安打が先制2ラン「打った瞬間どうかなと思いましたが、スタンドまで届いてくれました」
(SMBC日本シリーズ、DeNAーソフトバンク、第2戦、27日、横浜)ソフトバンクは一回に山川穂高内野手(32)が左越えに2ランを放ち、2-0と先制した。周東佑京外野手(28)が右前打を放つなどして迎えた2死一塁。山川は2球空振りの後、1球ボールを選んだカウント1-2から、DeNA先発大貫のカーブを力強くとらえた。打球は左翼フェンスを越えた。プロ11年目で初めて臨む日本シリーズで、うれしい初安打を本塁打で飾った。悠々とダイヤモンドを一周すると、ベンチでナインとタッチをかわし、ホークスファンの陣取る左翼側スタンドへ向けて「どすこーい!」と得意のポーズも決めた。「打った瞬間どうかなと思いましたが、スタンドまで届いてくれました。とにかく先制となるホームランと最高の形になって良かったです」。連勝を狙い、主砲が自ら打線に勢いをつけた。