大谷翔平〝同僚〟右腕がライバル球団に寝返りか 「ドジャースに復讐する」と米報道
ドジャースからFAになっていたジャック・フラーティ投手(29)のジャイアンツ移籍が浮上した。米メディアが29日(日本時間30日)、報じた。 【写真】デコピンを抱える大谷と真美子夫人 フラーティはトレード期限最終日の7月30日にタイガースから加入。その後は10試合に登板して6勝2敗、防御率3・58をマークし、エース的な役割を果たした。ポストシーズンでも5試合に登板し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献。「ここから離れたくない」と残留を希望していた。 ただ、ドジャースは今オフ、先発ウォーカー・ビューラー(30)を手放したものの、ジャイアンツからFAになっていたサイ・ヤング賞左腕、ブレイク・スネル(32)の補強に成功。来季は大谷翔平投手(30)が投手に復帰し、ロッテ・佐々木朗希投手(23)の争奪戦では本命視されており、先発組の駒はそろっている。 「ファンサイデッド」は「ドジャースはブレイク・スネルを追いかけ、フラーティをディープローテーションから外すことにした」とフラーティとの再契約には消極的だったと指摘。微妙な立場の右腕を同地区のライバル球団のジャイアンツが目にかけ、エースを強奪された仕返しに動いているという。「(カリフォルニア出身の)フラーティにとって自宅に近い、かつてのチームに復讐するのに十分な距離にあるというのが、より良い選択肢ではないか」とも伝えた。 地元メディア「ザ・トリビューン」も「ドジャースの8000万ドルのエースはLAを裏切ると予想され、憎まれているナ・リーグ西地区のライバルと契約」という情報を掲載。いずれにせよ、フラーティの退団は濃厚で、ジャイアンツ入りが実現すれば遺恨カードとなりそうだ。
東スポWEB