劇団番町ボーイズ☆10周年記念公演! 菊池修司&松島勇之介の気になる関係性とは?
ソニー・ミュージックエンタテインメントに所属する男性俳優による演劇集団・劇団番町ボーイズ☆が、今年で結成10周年を迎えます。それを記念した劇団公演「蚕は桑の夢を見る」の上演が決まりました。 「蚕は桑の夢を見る」は、演出を松崎史也さん、脚本を堀越涼さんが手掛けるオリジナル新作。劇団番町ボーイズ☆の菊池修司さんと松島勇之介さんが役替わりで2役を務めるほか、同メンバーの堂本翔平さん、西原健太さん、矢代卓也さん、宮内伊織さん、坪倉康晴さんが出演します。 TVガイドWebでは、7人兄弟の長男・神原一夜と、四男・幸四郎を役替わりで演じる菊池さんと松島さんにインタビュー。作品への意気込みのほか、2人の関係性についても伺いました。
――脚本を読んでの感想を教えてください。 菊池 「難しい題材を扱った作品ですし、兄弟のお話なので、番町ボーイズ☆メンバーの兄弟っぽい部分がどう作用していくのかなと楽しみになりました。僕と勇之介は一人で2役をやるので、そういった部分でも頑張らなきゃいけないなと思いました」 松島 「最初に台本を読んだ時は、希望も苦しみも…一つの作品の中にいろんな要素が詰まっている印象を受けました。それから、堀越さんの書かれた脚本と、松崎さんの美しい演出がどう合わさるんだろうと、想像を膨らませてとてもワクワクしましたし、早くみんなとお芝居をしたいなと思いました」 ――今お話にあったように、お二人は一夜と幸四郎の2役を日替わりで演じられます。 松島 「イメージ的にはたぶん、修司くんが一夜で僕が幸四郎だと、僕を含めてみんな思っていると思います。僕、一夜のような役柄を演じるのが初めてなんですよ。実生活でも末っ子で、長男というものには縁がなかったので、どんなふうになるんだろうって自分でも楽しみです」 菊池 「僕はWキャストを演じるのが初めてなのですが、それが自分にどう影響するのか、そして、僕がどう勇之介から影響を受けるのかっていうところが肝なのかなと。自分の役に向き合うことがベースではありますが、勇之介に目線を向けることもすごく大事だと思っていて。勇之介のエネルギーをもらいながら、僕も勇之介にエネルギーを与えて、お互いの役がより輝く形になったらいいですね」 松島 「とはいえ初めてのことなので、やっぱり不安はあります。だって、同時に2人の人格を作るという。しかも、180度違うキャラクターですから。でも、だからこそ、懐の深いところで何を思っているかという部分を明確に作っていかないと、難しくなりそうな気がしています」 菊池 「僕、勇之介って猪突猛進なタイプだと思うんですよ。自分とは役作りの仕方も違うし、僕にはできない表現方法もいっぱい持っているので、今回、同じ役でも全然違うものになるだろうなと。勇之介の良さが存分に出るだろうなと思っているので、僕も楽しみにしています」