ソフトバンクが中日・マルティネスを獲得調査 DeNAと激しい争奪戦か
ソフトバンクが中日の守護神ライデル・マルティネス投手(28)の獲得調査に乗り出すことが3日までに分かった。 【写真あり】「プロ野球チップス」カード 選手プロフィールに誤表記が… キューバ出身で来日8年目。今季はセ・リーグの外国人選手としては、21年のスアレス(阪神=42セーブ)を上回る歴代最多の43セーブを挙げて、2度目となる最多セーブのタイトルを獲得した。最速161キロと鋭いスプリットを武器に通算166セーブ、42ホールドをマークしており、直近3年の防御率も0・97、0・39、1・09と圧倒的だ。 ソフトバンクは今季の開幕前にモイネロと4年40億円規模の大型契約を結んだ。両者はキューバのピナール・デル・リオ州出身であり、年齢は鷹の左腕が1歳上の幼なじみ。マルティネスにも“モイネロ級”の厚待遇を用意するとみられる。 3年契約を終えた中日も欠かせない戦力として、今季の年俸2億円(推定)から数倍以上の好条件を既に提示して慰留に努めている。ソフトバンク以外にも日本シリーズを戦ったDeNAも熱視線を送っており、激しい争奪戦に発展する可能性も出ている。 貴重な左腕リリーバー・ヘルナンデスにも複数年契約を提示し合意間近の見通し。来日2年目の今季は奪三振率は13・50を誇り、開幕から29イニング連続奪三振のNPB記録を樹立。48試合に登板して、3勝3敗21ホールド3セーブ、防御率2・25の好成績をマークした。また、途中加入のダウンズは来季もチームに残留する。 一方、昨年末のトレードで入団したウォーカーは退団の見通しだ。