ドルトムント戦に挑むロドリゴ 過去8戦CL決勝負けなしのレアルだが、油断なし 「決勝戦は五分五分の戦い」
シティの印象も語る
日本時間の6月2日の早朝4時にキックオフされるチャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦。今年のカードはドルトムント対レアル・マドリードとなった。 ヨーロッパの今シーズンを締めくくる大一番には多くの注目が集まっている。そんなななか、レアルでプレイするブラジル代表FWロドリゴは『GQ Hype』のインタビューにてレアルが優勝候補という見方を否定した。 「レアル・マドリードは決勝で負けることがないと言われているが、今回もそうであってほしい。私はいつもマドリードが決勝で全勝するのを見てきた。それでも私はいつも決勝戦は五分五分の戦いだと言っている。もちろん、我々のことだから、彼らはいつも我々を優勝候補に挙げるけど、僕にとってはまだ五分五分だよ」 ロドリゴが前述したようにレアルはCLの決勝で過去8回負けておらず、その勝負強さを発揮してきた。しかしロドリゴに一切の油断はなく、決勝戦も五分五分の戦いになると考えているようだ。 またロドリゴはラウンド8で対戦したマンチェスター・シティ(2戦合計:4-4、PK戦:4-3)の印象については「正直なところ、彼らの方が優れていることは分かっていた。私にとって彼らは世界最高のチームであり、最高のサッカーをするチームの1つだ」と語っており、苦戦を強いられたシティを称賛している。 それでもロドリゴは、「最も手ごわい相手がいなくなったとは思うが、だからといって決勝で勝つのが簡単になるわけではない。バイエルン戦は非常に難しかったし、ボルシア・ドルトムントとの試合も同様に難しいだろう」とも語っており、ファイナルまで勝ち上がってきたドルトムントへの警戒も口にした。
構成/ザ・ワールド編集部