カロッツェリアのエンタメワールドが一気に広がる!大画面ディスプレイオーディオから高音質のスピーカーまで「快適に観る、心地よく聴く」才能がグレードアップ
低中高、すべての音域がバランスよく響く心地よさ
今回は「体験会」ということで、さまざなハード構成を搭載したデモカーが8台も用意され、それぞれに高品位な音源再生を確かめることができました。 とくに印象的だったのは、スイフトにディスプレイオーディオ「DMH-SF900」を搭載、フロントにカスタムフィットスピーカー「TS-C1740S」をトゥイーターマウンティングキット「UD-K309」とインナーバッフル「UD-K626」でフィッティングさせた上で、パワーアンプ「GM-D2400」を組み合わせた構成。 伸びやかな女性ボーカルとリズミカルでアップテンポな曲調を楽しみながら、同時にほどよく厚みのある低音域のビート感を実感することができました。 先代アルファードにカスタムフィットスピーカー「TS-C1746S」をインナーバッフル「UD-K5313」でトレードインした仕様は、純正ディスプレイオーディオの秘められた才能を確認することができました。 パワーアンプ「GM-D2400」とサウンドチューニングキット「UD-S701」のアシストがあるとはいえ、力強く粒だった音圧と澄みきった中音域、ハイトーンのボーカル部のバランスの良さには、脱帽ものです。 さらにもう1台、ちょっと変化球だけれど興味深かったのが、初代ミラ・ジーノのサウンドグレードアップの提案。こちらはパイオニアの社内コンペで優勝した社員のマイカーで、楽NAVI「AVIC-RF721-DC」とカスタムフィットスピーカー「TS-C1740S」という、比較的カジュアルな構成です。 クルマには軽くデッドニングなどが施されているとのことですが、全音域のバランスがやはりグッド、淀みなく心地よいサウンドを楽しむことができました。古いクルマでも軽自動車でも(失礼かもしれませんが)、意外なほど手軽にリスニングルームとしてグレードアップできるものだと、大変感心した次第です。 選択肢が一気に増えたカロッツェリアの「サウンドワールド」は、まさに必聴!パイオニアとしては今後、一般向けにもリスニング体験する機会を増やす予定、とのことなので、今後の展開についても情報収集をお忘れなく。
Webモーターマガジン