日本アマ王者・松山茉生、ぎりぎりの予選通過に「17番をボギーにしたときは焦った」【男子ゴルフ】
◇15日 男子ゴルフ ダンロップ・フェニックス第2日(宮崎市、フェニックスCC) 今年の日本アマ王者で名古屋市守山区出身の松山茉生(16)=福井工大福井高1年=は、通算イーブンの58位で、ぎりぎり予選を通った。 松山茉生が力業で2度目のレギュラーツアー決勝進出を決めた。17番でボギーを打ち、この時点で予選通過圏外へ。だが、最終18番パー5は、残り215ヤードの第2打を5番アイアンでグリーンに乗せた。下りのパットは15メートルあったが、最初のパットを50センチに。バーディーにして圏内で終えると、ようやく緊張がほぐれたのか、16歳らしい笑顔になった。 「最低4つは伸ばさないと」と思い描いていた通り、67で回った。「17番をボギーにしたときは、焦った。18番は2打目をグリーンに乗せた方がバーディーの確率が高いと思い、刻まずに狙った」という。 決勝進出は、9月のバンテリン東海クラシック以来。このときも、ボーダーライン上だった。「(3日目からは)気持ちも楽になると思う。ドライバーを持って、攻めるゴルフ。(毎日)5アンダー以上、2日間で2桁(アンダー)にしたい」と、次なる目標を語った。
中日スポーツ