有権者に直接語り掛ける街頭演説を重視する戦略で、15日は県東部の各地を巡り訴えかけました。 共産・新　岡田正和候補の演説 「企業団体献金も政党助成金も一度も受け取っていない日本共産党にしかできない仕事です」 今回、ほかの野党候補が立ったことについては、政権批判の風が強まるとして「デメリットはない」と話します。 共産・新　岡田正和候補 「どの野党であれ、自分たちが頑張りながら主張して自民党を追い詰めるということだと思うので、私はそこでは論戦も盛り上がってよいのではと考えています」 そのほか、くらし応援の政治や憲法9条を生かした平和外交などを訴える岡田さん。選挙区での勝利と、比例中国ブロックでの議席奪還も目指します。 共産・新　岡田正和候補 「裏金問題を絶対許さないと、厳しくこの選挙区で追及を行って、挑戦者として真向から石破首相と自民党に立ち向かっていきます」 自民・前　石破茂候補の演説 「いつの時代も国を変え、歴史を変えるのは、地方であり、一人一人の庶民大衆であります」 連続13回目の当選を目指す石破さんは、党総裁、そして内閣総理大臣として挑む初の選挙となり、日本創生を訴えるとともに政治とカネの問題で国民の審判を仰ぎます。 15日、鳥取、八頭、倉吉の3か所で行われた出陣式。 本人に代わりあいさつに立ったのはファーストレディ・妻の佳子さんでした。 石破茂候補の妻　石破佳子さん 「まずはしっかりと選挙を勝ち抜き、そしてその後、また引き続きお力添えをいただけたらと」 石破さんは、党候補の応援のため全国を回り、広く政策を訴えています。 自民・前　石破茂候補の演説 「われわれ自由民主党はもう一度原点に立ち返り、謙虚な政党として公正公平な政党として、そして最も実行力ある政党として、その思いをぜひ皆さん託してください」「必ずやこの国を新しい日本として作り変えて参ります」 各候補の応援で石破さんの地元入りが叶わない中、これまでの選挙でも先頭に立ってきた佳子さんが今回も選挙区内を駆け回ります。

15日は、県東部から中部まで選挙カーを走らせ、支援を呼びかけました。 陣営も、地元議員などがフル稼働し盤石の選挙態勢で「得票率全国1位」を目指しますが、佳子さんは次のように話し気を引き締めていました。 石破茂候補の妻　石破佳子さん 「お産と一緒だって言われる人がいるんです、毎回分からないよ選挙というのは。最初から最後までどこで何が変わるか分からないと伺っていますので、しっかりと頑張っていきたいと思います」 現職総理という厚く高い壁に新人2人が挑む、全国注目の鳥取1区。 衆議院選挙の投票は10月27日です。