来季前半戦出場をかけた熾烈な戦い。好調の永井花奈と小滝水音に注目!【JLPGA QTファイナルステージ・3日目】
単独1位:永井花奈(トータル7アンダー)
永井は初日を70、2日目を68とし、3日目は3位タイからスタート。 5番までパーをセーブするも、6番パー3をボギー。永井はこの3日間、距離の長いパー3の6番をすべてボギー。6番はグリーンの左サイドにOBの池があり、引っかけは禁物、そしてグリーン奥の傾斜がかなり強く、風も強く吹いていたため、やや苦戦している様子が伺えた。7番をパー、8番でバーディとし、1バーディ1ボギーで前半を折り返す。 後半、11番でバーディを取り、13番でボギーとするも14番でバウンスバックのバーディ。18番まで連続パーとしのぎ、3日目を終えた。
永井は「最後2ホール、木に太陽が隠れてしまってめちゃくちゃ寒かったです。ショットに関してはすごく安定していると思います。昨日と今日がシーズン中じゃありえないくらいにパーオンしているので、スコアに繋がっていると思います」とアイアンの精度が戻ってきている様子。 「風が3日間で一番強かったのですが、自分のボールが風に負けて、確実にこっちに行くことがわかっていたので比較的まわりやすかったなという感じがします。風の強さで60台とかは難しいかもしれませんが、モチベーションを出すためにハーフアンダーを目標にして頑張っていきたいなと思っています」と最終日に向けてギアを上げていく永井に注目だ。 例年上位35位前後まで与えられるレギュラーツアー出場権を得ることがこの4日間の最大の目標。明日の最終日、上位者はもちろんのこと、来季前半戦フル出場が見込める35位前後の戦いにも注目したい。
みんゴル取材班