来季前半戦出場をかけた熾烈な戦い。好調の永井花奈と小滝水音に注目!【JLPGA QTファイナルステージ・3日目】
11月26日~29日まで開催されている「ツアークォリファイングトーナメント ファイナルステージ(QTファイナル)」。舞台は静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コースで行われ、今回のランキング次第で来季前半戦の出場が決まる重要な大会。3日目を終えた小滝水音、永井花奈に注目した。
QTとは?
クォリファイングトーナメント(QT)は、翌年度のJLPGAツアーおよびJLPGAステップ・アップ・ツアーの出場資格を決定するためのトーナメントのこと。 JLPGAツアーにおける第1回目のリランキングまでは、クォリファイングトーナメントの順位により出場資格が決定。※QTは2ステージ制となり、11月下旬から2週連続で実施。
4位タイ:小滝水音(トータル4アンダー)
小滝水音は1、2番をパー、3番ホールでバーディ、5番でもバーディ、9番を終え、ノーボギーの2アンダーで良い流れを保ったまま後半へ。 10番パー5でもバーディ、11番でボギーとするも。12番でバーディを決めてバウンスバック。14番、17番もバーディを沈めた。15番ではダブルボギーを叩いてしまった小滝だが、「明日も今日までの攻め方と一緒で何も変えずに、なるべくリスクを減らして安全運転で。今日までと同じ感じでいきたいです」とブレない姿勢をみせた。
3日間が終わった小滝に感想を聞くと、「内容としては全体的にすごくいいと思います。大叩きもなく、安全に今週はプレーするのを心掛けているので、なるべくボギーを少なくするようにしてて。それができているのが良いかなと思ってます」と自分のゴルフができた様子。 また「昨日と風向きが似ていたので、風の読みなどしっかり修正し、反省を活かしながらプレーできたので、セカンドショットでバーディチャンスについてくれることが多かった。私はパーセーブしていくプレーが得意で、あんまりビッグスコアとかガンガン行くタイプではないので、順位は気になりますけど少しずつスコアをあげていけたら良いかなって思います」と語った。