EURO落選のフンメルス、心境を吐露「僕はドイツでベスト5のDFで、自信もあった…」
ドルトムントのマッツ・フンメルスがドイツ代表への落選に口を開いた。ドイツ『スカイ』が伝えている。 今夏にドイツで開催されるEURO(ユーロ)2024。16日には27名のドイツ代表候補メンバーが発表されたが、その中にフンメルスの名前はなかった。 フンメルスは35歳となった今季もドルトムントの主力としてプレー。公式戦39試合に出場し、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝進出に貢献していた。 そんな同選手は2021年開催のユーロ2020以降は代表から離れていたものの、ユリアン・ナーゲルスマン監督が就任した翌月の2023年10月に代表復帰。同年10月のアメリカ代表戦、11月のオーストリア戦には出場もしていた。しかし、今年3月の代表ウィークでは招集されず、この度ユーロメンバーからも落選することとなった。 ドイツ『Sport Bild』のインタビューに応じたフンメルスは、ナーゲルスマン監督との電話での会話があったことを告白。「短くて残念だったよ。2分もかからなかった。ただトレーニングに行くところだったんだ」と明かしたものの、「でもこのようなものに長い会話や大げさな説明は必要ないよ。僕にとってはこれだけで十分さ」と語り、悔しさを滲ませながらも理解を示した。 「グループが3月から成長するべきだという考えは理解できる。これは僕個人にとっても辛いものだ」 「なぜなら僕は現在のドイツでベスト5のディフェンダーの1人であり、自信もあった。もし3月に招集される前に前回のようなフェーズがあれば、僕は今そこにいてユーロを戦うチームの一員であっただろう」