今度はゴルフRの番だ!フォルクスワーゲン ゴルフ 8のフェイスリフトは続く 新型VW ゴルフ R ヴァリアントのテストと全情報!
VW ゴルフ R ヴァリアント:まだカモフラージュされているが、ほぼ完成域に達している。
VW ゴルフのフェイスリフトはベースモデル、GTI、GTIクラブスポーツに続いて、今度はゴルフ Rの番だ。333馬力のパワーと全輪駆動で、すでにかなりレーシーだ。 最初のモデルはまだ「R32」と呼ばれ、3.2リッターVR6を搭載し、ボンネットの下には241馬力というワイルドなパワーがあり、「ゴルフ4」をベースにしていた。 エンジンは2.0リッター4気筒になったが、「EA888」も負けてはいない。「LK3 evo4」の進化段階にある改良型「ゴルフR」では、最高出力333馬力を発揮する。
270km/hの速さ
従来は320馬力だったが、333馬力は特別モデル「ゴルフ R 333」にのみ設定され、「ヴァリアント」には設定されなかった。最大トルクは420Nmで、2100~5500rpmの間で発揮される。0-100km/h加速は「ゴルフ R」が4.6秒、「ゴルフ R ヴァリアント」が4.8秒。最高速度は270 km/hで、これはパフォーマンスパッケージを購入した場合に限られる。
動力伝達は7速デュアルクラッチギアボックスとトルクベクタリング機能付き4モーション全輪駆動が担う。これはフロントとリヤのアクスル間で駆動力を配分するもので、左右のリヤホイール間にも可変的に配分される。
カーブでは外輪に100パーセントのトルクを配分
ホイール選択式パワーコントロールのおかげで、カーブでは最大100%のトルクを外輪に向けることができ、アンダーステアを防ぐことができる。 プログレッシブステアリングとアダプティブダンパー付きDCCサスペンションは、「ゴルフR」に標準装備されている。電子制御ディファレンシャルロックを含むネットワーク化されたシステムは、新たにチューニングされたドライビングダイナミクスマネージャーによって制御される。
Raceに加えてEcoが追加
ドライビングプロファイルには、コンフォート、スポーツ、レース、インディビジュアルに加え、これまで「ゴルフR」には設定されていなかった「エコ」が追加された。パフォーマンスパッケージ(追加料金)には、「スペシャル」と「ドリフト」が含まれる。 興味深いのは、スペシャルモードがニュルブルクリンク用に設計されており、DCCサスペンションがレースよりも控えめに設定されていることだ。