【『No No Girls』レポート#12】ちゃんみな「2万人の人生を変えるつもりで、あなたの人生と声を聴かせてください」1月11日、Kアリーナ横浜に候補者30人が集結
「みんなのチャンスを、最後まで背中を押す人でありたい」
この日、10人は最終審査イベントについて初めて聞かされることに。ちゃんみなが「発表は来年の1月11日です」と言うと、きょとんとした顔をする候補生たち。 「時間あるな、と思ったでしょ。場所がKアリーナ横浜です。2万人入る大きいところで、お客さんも実際に入れて最終審査をやります」 候補生たちは「え!」と声を上げる。まさかの展開に驚きを隠せないようだ。そんな彼女たちに、ちゃんみなはこう続ける。 「まず一個、なめんなよっていうこと。(……)ちゃんと準備をしなきゃいけないし、ちゃんとプレッシャーを持たなきゃいけないし……ああいう大きいステージには魔物がいるので殴られます。なので、しっかり準備してもらいたい。がんばってください」 そして10日後。大切な知らせがあるとBMSGの事務所に呼び出された候補生たち。ちゃんみなは「みんなに会わせたい人たちがいます」と言ったあと、お願いしますと扉の向こうに呼びかける。 なんと出てきたのは、これまで一緒にがんばってきた20人の元候補生たちだ。実はちゃんみなは、彼女たちを先に呼び出してこんな話をしていた。 「私がみんなをオーディションで見送ったときに言ったこと覚えている?」 ちゃんみなは審査を通過させられない理由として、「時間が足りない」と伝えてきた。彼女たちがそのことを思い出していると、ちゃんみなはこう話し始める。 「実は最終審査が1月11日にあります。5カ月ぐらいあるんです。場所はKアリーナでやります。時間はあると思っていて、ぜひみなさんにも出てもらいたくて、今日集まってもらいました」 こうして最終審査に残った候補生たちと久しぶりの対面を果たすことに。総勢30人のNo No Girlsがそろい、ちゃんみなもうれしそうな表情を浮かべる。 「みんなにも最初から伝えていると思うけど、誰もあきらめません私は。みんなのチャンスを、最後まで背中を押す人でありたいっていうのが私の目標。私のゴールでもあります。だから誰の手も離さない。そう伝えたと思う。(……)見送った子たちにも平等にチャンスをあげたかったし、みんな私は救いたかったので、全員に立ってもらって、みんなで素敵なステージを、みんなでNo No Girlsのステージを作ってもらえたらいいなと思います」 じっと話を聞く彼女たちに、ちゃんみなは最後にこう伝えた。 「2万人の人生を変えるつもりで、あなたの人生と声を聴かせてください」 2025年1月11日。Kアリーナ横浜にて、総勢30人のNo No Girlsはこれまでの審査楽曲を観客の前で披露することに。彼女たちの新たな挑戦が再び始まった。 そして、ついに最終審査を通過した候補生たちによる新グループが誕生する。 *** 【『No No Girls』Ep.13配信予定】 ■2025年1月3日(金)20時~
文=奈都樹