【『No No Girls』レポート#12】ちゃんみな「2万人の人生を変えるつもりで、あなたの人生と声を聴かせてください」1月11日、Kアリーナ横浜に候補者30人が集結
JEWEL「私を審査する場でもある」
次はJEWEL。メキメキとスキルを身につけ、4次審査では「素晴らしいものを見せてくれた」とちゃんみなから絶賛されていた。だが、この日のちゃんみなは厳しい表情をしている。 「なんでだろうな、なんでなのかわかんないんだよな……実力面がちょっと止まっていた」 JEWELには、その理由がすでにわかっているようだった。ちゃんみなから問われると、すぐにこう答える。 「前回は3人チームで、状況的にもやるしかなかったし、自分とも向き合えたから自分の弱いところや好きなところがたくさん見つけられた期間だったんですけど。今回は7人チームで、自分がこのチームに入れてもらった理由とか、ちゃんみなさんはどういう私を見たいのかなとか、考えるほうにすごく意識が行ってしまって、行動として練習ができていなかったのかなと思います」 話を聞くちゃんみなの表情は険しい。 「なるほどね……そこがすごく残念だったなと思う。審査って一般的には私がみんなを審査する場だと思うんだけど、逆もしかりだと思っていて。JEWELが私を審査する場でもあるんだよね。JEWELがやりたいことはこれなんだけど、ちゃんみなはいける?っていう場でもあって。お互い将来をかけているわけだから、そこがちょっと惜しかった」 また、前回からの実力の成長が足りなかったとも。JEWELは5次審査を通過できなかった。JEWEL自身も、自分の行いはプロではなかったとコメントする。 「人数が減っていく中で、自分を残していただいてる意味や感謝を考えたときに、自分の実力がなさすぎて。当日のステージを終えたときにも全然自分はプロじゃなかったってすごく反省したし、ステージだけじゃなくて、そのステージに立たせてもらうまでの向き合い方とか、練習の仕方とかもまったくプロじゃなかった」 けれども、こうも続けた。 「絶対音楽は好きだし、この景色もう一度見たいので、もっともっと練習して、人一倍努力して、今まで見てきた人がびっくりするくらいのJEWELになって、絶対音楽続けようと思います」