【阪神】西勇輝、6回2失点で今季初勝利 1打席目で親指負傷「2本指で投げた」…一問一答
◆JERAセ・リーグ 中日4―9阪神(16日・バンテリンドーム) 阪神・西勇輝投手が6回10安打2失点で今季初勝利を挙げた。 初回から持ち前の制球力が光り凡打の山を築いた。 6―0で迎えた5回には4安打を浴び2点を失ったが、後続を打ち取った。今季は試合前時点で4試合に先発。28回1/3で4失点。防御率は1・27だったが、援護に恵まれず未勝利だった。念願の今季初白星にヒーローインタビューでは偽らざる本音を口にした。 ―ナイスピッチング 「ありがとうございます」 ―5試合目で初勝利 「そうですね。毎試合、試合になると、記者の方が『まだ初勝利していませんけど』と。その言葉が脳に焼き付いて。5回の時ですかね、意識しなくてもその言葉が頭に残ってしまって、意識してしまって。中継ぎの方に迷惑かけて申し訳ないなと思いましたね」 ―立ち上がりの意識は 「援護をもらえると、本当に隙がないようにと思いながら、テンポを意識して、何とか最少失点で乗り切ることができて良かったと思います」 ―打点は3年ぶり 「1打席目に本当に詰まりすぎて。親指の感覚がなくなってしまったんですけど、もう気持ちで打ちました」 ―6回2失点でまとめた 「本当に指の感覚が難しくて、2本指でしっかり投げている感覚で。梅野に迷惑かけてしまって。中継ぎの方も出ていってしまって。本当にこういう展開だと球数も少なくて完投目指したんですけど、申し訳ない気持ちでいっぱいです」 ―14年連続勝利 「そうですね。14年連続というのは、気付いたら達成していた数字なんですけど、両親が見に来てくれているんで、その両親の前で勝つことができて良かったです」 ―2カード連続勝ち越し 「明日から甲子園なんで、またたくさんの応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
報知新聞社