どこまで増える?大阪・梅田がホテル開業ラッシュ、新顔は「阪急阪神ホテルズ」の上位ブランド
「阪急阪神ホテルズ」(本社:大阪市北区)が手掛ける新ホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が2025年3月21日に開業する。同エリアには2024年だけでも、「JR西日本ホテルズ」と「マリオット・インターナショナル」が初提携した「大阪ステーションホテル」、また大手ホテルグループ「ヒルトン」系列の「キャノピー バイ ヒルトン」などが立て続けにホテルが誕生している。 【写真】部屋の一例、大きい窓が解放的 東京・大阪をはじめ、東北から九州まで、現在40ホテルを運営する「阪急阪神ホテルズ」。同ホテルは先日開業したJR大阪駅前の「グラングリーン大阪(GRANDGREENOSAKA)」の南館(サウスタワー)に出店し、2019年に「ヨドバシ梅田タワー」に開業した「ホテル阪急レスパイア大阪」の上位ブランドの扱いとなる。 客室は全482室、ダブルとツインからなる構成で、7~25階のスタンダードフロア(22平米~)と上層階26・27階のクラブフロア(最大48平米)で計10タイプ。室内はアースカラーを基調にしており、天井から床までの大きな窓を採用した開放感あふれる空間に。
6階の宿泊者ラウンジのほか、クラブフロア宿泊客のみが利用できる「クラブラウンジ」も27階にスタンバイ。5階部分には東京・青山の人気フレンチ「L’AS(ラス)」のオーナーシェフ・兼子大輔氏がメニュー監修するレストラン「MAISON VERTE」のほか、アフタヌーンティーが楽しめるカフェラウンジ、オリジナルカクテルやバーフードを提供するバーも併設する。 また、同建物内に開業する関西最大級の健康増進施設「うめきた温泉蓮WellbeingPark」とはホテル宿泊者専用エレベーターにて連絡しており、「クラブフロア」宿泊客には1泊につき1回の利用が可能になるなど、連携を図るという。 開業に先駆け、10月21日朝10時より宿泊予約受付を開始する。「ホテル阪急グランレスパイア大阪」の開業は2025年3月21日。