小田急が全路線で100%再エネ電力による運行に切り替え。EVバス導入やリサイクル推進も
商業施設も含めたグループ全体のCO2削減
公共交通機関だけでなく、「ViNA GARDENS OFFICE」をはじめとした海老名エリアの小田急グループ商業施設等から排出する食品廃棄物を、焼却ごみとせずにリサイクルする試みも行われる。 ここでは、食品廃棄物をリサイクル施設にて飼料化し、飼料にできない部分をバイオマス燃料に変換し発電することで、小田急電鉄の海老名本社における使用電力の一部とされるそうだ。 小田急グループは、こうしたグループ企業全体でカーボンニュートラル化を推進することで、2050年にCO2排出量実質ゼロを目指している。 今回の運行電力の100%再生エネルギー化やEVバスの導入、リサイクルなどの各取り組みは、今後ますます重要になっていくことだろう。