アヤックス加入が決定したヴェグホルスト [写真]=Getty Images

　アヤックスは29日、バーンリーからオランダ代表FWヴァウト・ヴェグホルストを完全移籍で獲得したことを発表した。 　なお、アヤックスとは2026年6月30日までとなる2年契約を締結したことが発表されているが、移籍金については明らかになっていない。 　現在32歳のヴェグホルストはAZやヴォルフスブルクなどで活躍し、2022年1月にバーンリーへ完全移籍。しかし、同クラブを降格の危機から救うことはできず、2022年夏にベシクタシュへレンタル移籍した。2023年1月にベシクタシュとのレンタル契約を打ち切ってマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍すると、公式戦31試合出場で2ゴール3アシストを記録した。 　しかし、買い取りオプションは行使されずにレンタル移籍期間の満了に伴い、半年でマンチェスター・ユナイテッドを退団すると、2023年8月にはホッフェンハイムにレンタル移籍。2023－24シーズンは公式戦30試合出場で7ゴール4アシストを記録した。 　移籍期間の満了で今夏再びバーンリーに復帰していたヴェグホルストは、ここまでチャンピオンシップ（イングランド2部）で2試合に途中出場していたが、完全移籍でアヤックスに加入することが決定した。 　移籍が決定したことを受け、アヤックスのテクニカル・ディレクターを務めるアレックス・クロース氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「ヴァウトは最高のスポーツ体験を体現しており、アヤックスではそれが非常に重要だと考えている。彼はあらゆる相手を常に苦しめる優れたストライカーだ。今後数カ月にわたって多くの試合が控えているので、ヴァウトがチームに加わってくれることを嬉しく思う」