被災地の住民に笑顔溢れる オリンピックメダリスト・有森裕子さんが交流イベント
被災地の住民に笑顔あふれる時間です。石川県珠洲市の小学校では、女子マラソンのオリンピックメダリスト、有森裕子さんと触れ合うイベントが開かれました。 【写真を見る】被災地の住民に笑顔溢れる オリンピックメダリスト・有森裕子さんが交流イベント 珠洲市で蛸島小学校を訪れた有森裕子さん。イベントの前には、金沢市とかほく市で子ども食堂を運営する団体が炊き出しを行い、有森さんも鳥のそぼろ丼とホットドッグを配りました。 蛸島小学校のグラウンドにも仮設住宅が建ち並び、自宅が被害を受けた住民が生活しています。 住民「台所がすごく狭くて、仮設住宅に入ってから全然作ろうという気がなくて。炊き出しは本当に助かる」 この後、有森さんも加わって食べ物をしっかりと噛むため口のまわりの筋肉をつける、「かみかみ体操」やスポーツを通して住民と交流を深めました。 参加した子ども「私の家のまわりはほとんどぼこぼこで、走ったり遊んだりすることがほとんどできないので、久しぶりに走ったりして楽しかった」 NPO法人ハートオブゴールド代表理事・有森裕子さん「頑張ってらっしゃるし、相当苦しんでらっしゃる皆さんなので、今ある気持ちに少しでも楽しさと元気が生まれればいいかなと」 有森さんはNPO法人を通じた活動に取り組んでいて、イベントでは住民の笑顔が広がり、元気な声が響いていました。
北陸放送