ベネズエラ大統領選めぐり逮捕状 野党候補・ゴンザレス氏、亡命先のスペインに到着
日テレNEWS NNN
南米ベネズエラの大統領選挙で野党候補として出馬し、選挙に絡む扇動などの容疑で逮捕状が出されていたゴンザレス氏が8日、亡命先のスペインに到着しました。 スペイン外務省によりますと、7月に行われたベネズエラの大統領選で野党候補として出馬したゴンザレス氏が8日、妻とともに亡命先のスペインに到着しました。 ゴンザレス氏 「ベネズエラから出る際に出国を許さないという脅迫が相次いだ」「ベネズエラの自由と民主主義を取り戻す戦いがすぐに再開されると信じている」 大統領選をめぐっては、現職のマドゥロ大統領が強い影響力を持つ選挙管理当局が、マドゥロ氏の当選を発表しましたが、選挙の透明性を疑問視する声があがっています。野党側は「ゴンザレス氏の圧勝だった」と主張し、勝利を示すとする集計結果をインターネット上で公開しましたが、これが公文書の偽造や扇動などにあたるとして、検察がゴンザレス氏に逮捕状を出していました。 ゴンザレス氏の亡命について、スペインの外相はSNSに「スペインはベネズエラの民主主義と人権を約束する」と投稿し、スペインメディアは「ようこそ」という見だしとともに報じています。