「獲得する価値はある」鈴木誠也を獲るべき!? 米記者がトレードを提案「カブスはクローザーを探しており…」
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手には、今オフにトレードで他球団へ移る可能性が浮上している。そこで米紙『サンフランシスコ・クロニクル』のスーザン・スラッサー記者がサンフランシスコ・ジャイアンツに対し、同選手の獲得を検討すべきだと提言した。米メディア『アラウンド・ザ・フォグホーン』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 当初、真っ先に鈴木のトレード先候補として浮上したのは、大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースだった。フリーエージェント(FA)になったテオスカー・ヘルナンデス外野手との再契約交渉が難航していたことが原因だが、最終的にヘルナンデスがドジャースとの再契約を決断したことで、鈴木のドジャース行きの可能性は消滅している。 そんな中、新たなトレード候補としてジャイアンツの名前が浮上している。鈴木が2022年にメジャー挑戦を決意した時、同選手を巡ってカブスと争ったのがジャイアンツだ。スラッサー記者は「カブスはクローザーを探しており、カブスがカイル・タッカー外野手を獲得した今、かつてジャイアンツのターゲットだった鈴木が獲得可能になるかもしれない」と述べ、ジャイアンツがカミロ・ドバル投手を差し出す代わりにカブスから鈴木を獲得するというトレード案を提示した。ただし、ドバルだけではトレード成立の可能性が低いため「ドバルと鈴木のトレードは、双方にとって有益な動きだろう。おそらく、もう1人か2人の選手を投入しなければならないだろうが、それでも鈴木のような外野手を獲得する価値はある」と、同メディアは報じている。
ベースボールチャンネル編集部