札幌~釧路290キロが“4時間12分時代”へ 開通近づく阿寒~釧路西…道東道を小学生が見学
道東自動車道は2024年度中に、阿寒IC~釧路西IC間の約17キロが開通します。 開通で札幌~釧路間(約290㎞)は全て高速道路で結ばれ、国土交通省によりますと、所要時間は7分短くなり4時間12分に短縮されます。 釧路湿原が近い釧路西IC予定地ではきょう(2024年7月11日)、修学旅行で訪れた羅臼小学校の6年生およそ20人が現場を見学しました。
初めに国交省の職員が「ここは仕上げ中です。完成すると皆さんの羅臼町から札幌までも近くなる」と説明しました。 その後は、完成後のバーチャル映像が組み込まれたタブレットのカメラで友達を映して合成映像に歓声を上げたり、車の運転ができるゲームを楽しみました。
この区間には釧路空港から約6キロの地点にICが設けられますが、未舗装の道路や重機が動く光景も見られ、開通にはまだ数か月かかりそうです。