佐野海舟をマインツ地元メディアが称賛「デビュー戦に次ぐベストパフォーマンス」「よくやった! 」
マインツMF佐野海舟のフライブルク戦でのパフォーマンスを、地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』が高く評価している。 マインツは3日に行われたブンデスリーガ第9節でフライブルクと対戦し、試合はスコアレスドローで決着。堂安律との日本人対決に臨んだ佐野はボランチとしてフル出場。両チームともチャンスが少ない中、中盤で安定感のあるプレーを見せ、貴重な敵地での勝ち点1獲得に貢献した。 そして、『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は佐野のパフォーマンスを「2.5」と評価。「1.5」で単独最高のDFシュテファン・ベル、「2」で単独2位のGKロビン・ツェントナーに次ぐ点数となり、次のような寸評を記している。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低) 「ヴィースバーデンとのカップ戦(佐野のデビュー出場となった8月のDFBポカール1回戦)に次ぐ、若き日本人選手のベストパフォーマンス。そして、ブンデスリーガにおける次なる成長のステップだ。相手ボールに対するプレーが力強く、注意深さ、積極的な走り、安定したパスワークを見せた。よくやった! 」 なお、佐野は今夏に加入して以来、それぞれ終盤に交代となったリーグ開幕節と第3節を除くすべての公式戦にフル出場。フライブルク戦後、より攻撃に関わっていくことを今後の自身のテーマとした同選手だが、守備面での貢献は周囲からも評価されているようだ。