維新、代表選の有無を電子投票で決定 実施決まれば最短で11月末に
日本維新の会は31日、大阪市内で常任役員会を開き、党代表選を実施するかどうか、電子投票で特別党員に諮ることを決めた。代表選の実施が決まれば、最短で11月末になる見通し。馬場伸幸代表は会合後、報道陣に「代表選をやるべきだというのは役員の総意だと考えていい」と述べたが、自らの立候補については言及しなかった。 衆院選で議席数を公示前の43から38に減らし、馬場氏ら党執行部の責任論が出ていた。馬場氏は会合冒頭で、「勝ったか負けたかと聞かれれば、負けだと思う。そのことについては全て私の責任だ」と発言。代表選に向けた作業を進めるよう求めた。 党規約によると、衆参両院選や統一地方選の終了後に代表選を実施するが、その有無は臨時党大会で特別党員が決める。臨時党大会は郵便投票や電子投票に代えることができ、今回は速やかな実施のため電子投票を選んだ。 代表選では所属議員や首長ら特別党員と一般党員が「1人1票」を持つ。2022年に結党以来初の代表選を行い、現代表の馬場氏が選出された。【東久保逸夫、鈴木拓也】