トヨタ 溶接時、金属のひずみ抑制 安川電機と新技術開発
トヨタ自動車は、放電現象を利用するアーク溶接で熱による金属材料のひずみを抑える新技術「ＳＦＡ」を開発した。安川電機（本社北九州市）との共同開発で、レース車の乗員を保護するフレーム「ロールケージ」の製作に利用している。職人が手作業でひずみを微調整する手間を解消し製作工程全般も見直すことで、ロールケージ製作にかかる所要期間を従来の２～３週間から３日に短縮した。モータースポーツ業界全体の負担軽減につなげる。
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